肩甲骨ストレッチがバストアップに有効的といわれる理由は・・・
「胸が大きくなりたい」と願う女性は少なくありません。
付き合っている彼が大きな胸が好き、会社の同僚の胸が大きくて羨ましい、胸の大きな芸能人に憧れる…理由は様々ですが胸が小さいと悩む女性にとってバストアップは切実な望みです。
バストアップに効果的な方法のひとつが「肩甲骨のストレッチ」です。
それでは、まずはバストの基本構造を知っておきましょう。
バストは9割の脂肪組織と1割の乳腺組織で成り立っています。乳腺とは赤ちゃんに授乳するための管のことで、この乳腺を守るために脂肪がついています。
乳腺と脂肪の重さを土台となって支えているのが「大胸筋」です。大胸筋が衰えてくると、バストが垂れたり、形が悪くなったり、張りがなくなったりします。
もちろん、バストを大きくすることもできません。この大胸筋を鍛えることで、バストの垂れを予防、改善することができ、バストアップへの第一歩となります。
では大胸筋さえ鍛えればいいのかというと、それだけでは足りません。大切な筋肉がもう一つあります。それは背中からバストを支える「広背筋」です。
広背筋とは骨盤の上部から両脇の下辺りに向かって伸びている逆三角形の筋肉です。広背筋は肩を前に巻き込むと縮み、胸を張ると伸びます。
広背筋は長時間縮んだままにしておくと、縮んだ状態で固まります。
長時間のデスクワークで肩が前に巻き込まれる姿勢が続くと、いわゆる「巻き込み肩」や猫背になってしまいます。「巻き込み肩」や猫背の場合、広背筋が縮んでガチガチになっていることが多く、バストが垂れる原因ともなります。
バストアップをするためには、この縮んでガチガチになった広背筋を伸ばす必要があります。広背筋を伸ばすのに有効なのが肩甲骨のストレッチです。
以上のことから、肩甲骨のストレッチはバストアップにとても効果的と言えるのです。